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美味しい魚を食べて健康に
昔から日本人の食卓になくてはならない食材と言えば『魚』です。
お肉が一般的になるにつれ、日本人が魚を食べる頻度は減ってしまったと言われていますが、健康志向の人が増え、魚の持つ栄養素が再び見直され注目を浴びています。
魚には、アミノ酸の一種で解毒作用や貧血予防などの働きをするタウリンや、ビタミンEをはるかに上回る抗酸化作用を持つアスタキサンチンといった優れた栄養素が豊富に含まれています。
また、魚に含まれるEPAやDHAといった油は、肉類の油よりも良質で免疫力の向上や神経組織の発育と促す役割を担うなど、健康を維持するうえで欠かせないものです。
調理や骨を取り除くのが面倒といった理由で敬遠されがちな魚ですが、生活習慣病を予防するためには魚中心の生活が理想的。今日から早速、魚生活をはじめるために、おいしい魚の見分け方をご紹介しましょう。
魚市場へ行けば新鮮でおいしい魚を買うことができますが、近所のスーパーではなかなかそういうわけにもいきません。
スーパーには、一尾の魚がずらりと並ぶ対面販売コーナーがあるところもあれば、パック詰めされた切り身のみを売るところもあります。
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一尾の魚の見分け方
まず、一尾の魚の新鮮さ・おいしさの見分け方を見ていきましょう。新鮮なものであれば、体に張りがあり、色つやがあります。
その魚本来の色彩が鮮やかに保たれているものは、捕獲されてすぐお店に運ばれ店頭に並んでいる可能性が高いです。腹の部分が萎えてどろりとした感じがあれば、それは鮮度が落ちてきています。
目が膨らんでいると新鮮ですが、窪んでいると新鮮ではありません。
他にも、赤目よりも目が黒く澄んでいるもの、エラの内部が鮮やかな赤色をしているものは新鮮。パッと見た目で鮮度が分からなければ、エラぶたの中を見せてもらいましょう。
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切り身の魚の見分け方
次に、切り身の魚の新鮮さ・おいしさの見分け方です。切り身には加工日などの表示がありますが、「加工日」はあくまで「切り身にした日」ですので、鮮度の判断をするにはあまり参考になりません。
新鮮な魚を切り身にしているかどうかを見分けるには、まず切り口を見てみましょう。鮮度のいい魚は身が締まっているので、包丁で切り分ける際にスッと刃が入ります。そのため、切り口は鮮やかになっているのが特徴です。それに切り身自体もツヤと張りがあり、引き締まって見えます。
また、これは他の食材にもいえることですが、その季節の旬のものを選ぶようにすると、油ののり具合、栄養素の点からしてもおいしくいただくことができます。新鮮な魚を手に入れたら、できるだけその日のうちにいただくことも魚をおいしく食べるコツです。