初心者に育てやすいおすすめハーブ
ハーブ好きの人なら自分でハーブを育てようと思うでしょう。ですが、育てるのが難しいハーブもあるので、一歩間違えると枯らしてしまうというケースもあります。
そうならないようにするためには初心者の場合、育てやすいハーブから始めるのが一番です。そういう意味で言えば、生命力の強さではミントがお勧めです。
ミントは、ハーブティやアロマ、歯磨き粉の成分まで幅広く人々の役に立っているハーブです。ほぼ、ほったらかしでOKです。
逆に繁殖力が強いので、庭に植えてしまうと厄介なことになる可能性もあります。ですから、育てる時は鉢植えで育てるようにしましょう。
ミントの次は、定番のラベンダーに挑戦してみてください。見て楽しみ、香りでも楽しめるラベンダーは、ほったらかしというわけにはいきませんが、ハーブ入門にはピッタリの植物です。
神経を安定させる作用があるため、不安や緊張などのストレスを感じやすい人や気分にむらのある人にもおすすめのハーブです。就寝前にラベンダーティーを飲むと、心身の緊張がほぐれてよく眠れます。
それ以外にも料理と相性のいいバジルやペパーミントなども育てやすいハーブと言えます。
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ハーブの育て方、購入方法について
ハーブは欧米由来のものも多いですが、原産地は様々です。先ずは原産地を把握し、出来るだけ本来生活していた環境に近くすることがポイントになります。
ハーブは種類ごとに栽培方法が変わることを十分に理解しておきましょう。上手く育てるにはネットや書籍で栽培方法をしっかりと勉強することが不可欠です。
水やりの頻度なども重要ですし、土や肥料へのこだわりも忘れないようにしたいものです。ハーブも今やポピュラーになっていますので、園芸店、あるいはホームセンターなどで簡単に手に入ります。
苗を買うのも良いですし、種から育てるという方法もありますが、初心者は苗から育てるほうが良いでしょう。
また、ハーブを扱っているネットショップもかなり多いので、ネットから注文するのも良い方法です。欲しいハーブが園芸店になかったとしても、ネットで探せば簡単に見つけることができるでしょう。
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ハーブの活用法~楽しみ方いろいろ~
ハーブはいろんな楽しみ方がありますが、やはり食べるというのも大きな楽しみです。
ただハーブと言うのは料理に使う場合でも、香り、風味をつけるといったスパイス的な役割が基本です。野菜のように単独でムシャムシャと大量に食べるようなものではありません。
と言っても、ハーブを少し混ぜるだけでいつもの料理が美味しく激変なんてこともあります。つまり、ハーブは料理の旨みを引出すものだと考えたら良いでしょう。
ハーブは種類ごとに食べ方も違いますが、基本は生のまま料理に添えたり、あるいはメイン料理と一緒に炒めたり、煮たりします。
各ハーブごとにいろんなレシピがネット上でも公開されていますが、自分なりの食べ方を見つけてみてはどうでしょうか?今回は、ミントとラベンダーの具体的な活用法を紹介したいと思います。
ミント 活用法
ミントの活用法はかなり多くあります。たくさん育てて楽しみましょう。5つほど活用方法をご紹介します。
1.植物や植木の虫よけ、消毒に
大きな鍋でミントを煮出し、に冷めたらじょうろに入れ、普段の水遣りのように植木にかけます。100円ショップに売っている霧吹きに入れてもいいですね。
2.ミントバスに
ミントを洗って束ねて、キッチンの排水口用ネットのような目の細かいネットに入れお風呂にいれます。湯船に浮かべ、軽くもんでみてください。爽やかでさっぱりとした香りが広がり、リラックスできます。
3.フレッシュハーブティーに
摘み取った葉をポットに入れ、熱湯を注ぎ3分から5分蒸らします。胃腸が疲れている時にもおすすめです。レモングラスやカモマイルとブレンドしても美味しいです。
4.料理の飾りに
飲み物に浮かべたり、ケーキに飾ったり、お皿に乗せてみましょう。ミントがあるだけで、お洒落に見えてくるのが不思議です。
5.洗面所やトイレのグリーンに
切り花のように水に挿しておく。空き瓶に挿しておくだけでもインテリアになります。
ラベンダー 活用法
ラベンダーは、収穫が遅くなると葉などの香りも薄くなります。2日程切り花で楽しまれた後の活用法を紹介します。
1.本棚や食器棚の防虫剤として
通しの良い日陰に干してドライフラワーにしましょう。楽しんだ後は、細かく刻んでお茶パックなどに入れ、本棚や食器棚に置くと防虫効果が期待できます。
2.ラベンダーバスに
ラベンダーがたくさんあるのなら、お風呂に収穫したものを惜しみなく束で入れると香りがお湯の温度と蒸気で立ち上りとてもリラックスできます。
3.ラベンダーの香りを楽しむ
乾燥させたものを布などの袋に入れてサシェにすると衣類の防虫効果が期待でき、同時に自然な香りを楽しむことができます。
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ハーブのメリット、デメリット
ハーブは独特の風味を持っていることから料理やハーブティ-として楽しむ他に、薬や保存料など様々な形で利用されています。
また、ガーデニングや鑑賞として趣味的に楽しむ人も増えています。ハーブはそうしたお洒落で健康的な側面を持っているのが大きなメリットです。
しかし、ハーブにはデメリットも存在しています。
例えば、繁殖力の強いハーブの場合、鉢植えではなく地植えした場合、ものすごい勢いで生えてしまい苦労することがあります。
また、ハーブには一部毒性の成分が認められているものもありますので、種類や使用方法には注意する必要があります。