自動車免許を持たれていて『オービス』を知らない方はいませんよね?(笑) 自動速度違反取締装置のことです。
オービス(ORBIS)はラテン語で「眼」を意味する言葉からとったボーイング社の商標だそうです。
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オービスは,
道路の上についている四角い箱とカメラがセットになっている装置で(色々な種類があるんですけどね)無人で速度違反者をカメラで撮影して捕まえる装置です。
オービスにつかまったことがある人は「ピカッと光った!」とか言いますよね。
最近ではカーナビやネズミ捕り装置でもGPS機能を活かし、オービスがある場所の前で、「スピードの出しすぎにに気をつけるように」とアナウンスがあります。
ですので、オービスの存在を事前に知ることができるので、気をつける方は多くなったと思います。
そのオービスについて、車を運手する人なら、ぜ~たい気になるニュースが出ていましたのでお知らせしたいと思います。
オービスは日本全国約700カ所に設置されているといわれています。
平成20年の全国のオービスによる取り締まり件数は9万3269件だったのですが、昨年には7万3075件と22%も減少したと警視庁が発表していました。
20年の取り締まり件数が1万1127件で全国最多となった兵庫県警も例外でなく、昨年は25%減の8343件でした。
なぜ減ったのか?
取り締まりが減った原因はオービスの老朽化だったのです。
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兵庫県警によると、県内計40カ所に設置されているオービスのうち、半数がフィルムで撮影する旧式装置で、最古は昭和51年製。
生産が終了している部品が多く、いったん故障すれば修繕が難しい状況だそうです。
デジタル撮影の新式装置へ更新できない最大の原因は、初期費用だけで1台5千万円以上かかるという予算上の問題です。
警察の担当者の情報によると新式は、フィルムの回収が必要な旧式に比べて人件費が抑えられ、長期的にみれば割安という利点もあるとのこでした。
限られた警察予算の中から高額の更新費を捻出するのは苦しい状況のようです。
ですので、外見は旧型オービスのままでも、内部をデジタルカメラに更新して安上がりに済ませる装置もあるそうです。
そんな予算上の都合で減っていくオービスですが、すごい機能が装備された『新型』ができたとドライバーにとって悲しい?!ニュースが報じられました。
それは、スピード違反の取り締まり場所が固定化されるのを避けるため、警察庁は、移動可能な自動取り締まり装置(オービス)の導入を検討しているとのことです。
最もコンパクトなタイプは高さ1メートルほど。わずかなスペースがあれば設置できるため、生活道路などでも速度違反の取り締まりができるという。
まずは、埼玉県で、設置の効果などを検証し、その後全国に展開されることになっております。
科学警察研究所が精度を確認済みで試験運用の期間でも反則切符などは切られるそうです。(笑)
今まで通り、速度を測るレーダーと車のナンバーや運転手の顔を記録するカメラが内蔵されているタイプや150メートル先の車を監視し、速度違反をした車を感知すると、歩行者に対して「車に注意して下さい」と警告するタイプなどがあります。
オービスの装置は3種類あり、スウェーデンやオランダの製品を一部改良したものだそうです。持ち運びできる装置は、三脚の上にレーダーやカメラなどを収めた測定部があります。高さ約1メートルで本体の重さは約8キロ。バッテリーで約10時間稼働できるそうです。
かなり強敵ですね。「みなさん、オービスに捕まらないように!!」というより・・・安全運転でお願いします。
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