有名ラーメン店のインスタントの味を検証
福岡のお土産として人気のある福岡の有名ラーメン店のインスタントラーメン。今回は博多駅にあるおみやげ街道で販売していた、久留米ラーメンの『大砲』127円 、博多ラーメンの『一風堂』(白丸元味)170円、博多ラーメン『一蘭』を比較してみたいと思います。(前回の一蘭のレポートはこちら)
一蘭については、このブログで、すでにレポートを書いているので今回は『大砲』と『一風堂』(白丸元味)のインスタントラーメンについて食レポをお届けしたいと思います。
久留米ラーメンは、福岡県の南部にある久留米市を中心に作られる豚骨スープとストレートの細麺をベースにしたラーメンで豚骨ラーメンの元祖ともいわれています。基本的にこってりとした味を提供する店が多いラーメンです。
一方、博多ラーメンは、福岡の中心部である福岡市でで作られる豚骨スープとストレートの細麺をベースにしたラーメンで久留米ラーメンの影響を受けて誕生したラーメンといわれています。
とんこつラーメンの発祥が久留米だったとしても全国的に有名なのは博多ラーメンです。この比較した2つのお店に関しても同様で『大砲』より『一風堂』の方が全国的に有名です。
スポンサードリンク
『一風堂』のインスタントラーメン
一風堂のインスタントラーメンは日清とセブンイレブンが関わっていることがパッケージを見て気づきました。パッケージには「まさに店味」と書いてありますが、どこまで表現できているか楽しみです。
中身はこのようになっています。麺の製法がこだわっているようにみえます。さすが日清ですね。一風堂の店舗に行くと白丸元味と赤丸新味という二種類があるのですが、このインスタントは白丸元味です。
丼にスープの素となる液体スープを入れました。白丸元味とは一風堂の
麺の茹ですぎに注意です。僕の場合は、かた麺好きですので、ほぐれた時点で麺の茹では終了です。博多ラーメンにやわ麺は合いません。
完成しました。冷蔵庫の中にネギもなかったので、寂しいですがトッピングはなしです。食べてみたのですが、正直なところあまり美味しいとは思いませんでした。スープはかなりこってり感があります。麺もちょっと細すぎです。
店舗で食べる一風堂のラーメンともかけ離れているような感じです。再現性もかなり低いインスタントラーメンだと思いました。大手企業が2社も関わっているわりには一蘭のインスタントを食べた時に感じた感動はゼロ~です。
スポンサードリンク
『大砲』のインスタントラーメン
福岡以外の方だと大砲ラーメンを知らないという人も多いかもしれませんが久留米ラーメンの中では常にトップ3に入ってくる人気店です。その有名人気店のインスタントがどこまでおいしくできているのか楽しみです。
1袋127円ですから、比較する3つのラーメンの中では一番安い価格です。袋の中は、『麺』と『大砲液体スープ』、『かくし味』の粉末が入っています。
豚骨のにおいが苦手な人は、びっくりするぐらい豚骨の臭いが部屋中に広がります。久留米の人ならこれぐらいの臭いには驚かないと思いますが、けっこう強烈な印象でした。
一風堂と同じようにこだわりの感じられる麺です。こちらもバリかたで食べたいので麺の塊がほぐれかけた時点で茹でるのは終了です。
見事にかた麺で完成させることができました。こちらもトッピングなしの素の状態で食べてみたいと思います。はいっ!食べてみました!作るときに感じたとんこつ臭は感じなくなり独特のスープの味がしますが、一風堂より美味しいです。
細麺ですが、一風堂より少し麺が太いです。そのせいもあってか麺が伸びにくそうです。その部分も大きく評価をわけたところかもしれません。また、少々太いことでスープともよくからみます。
スポンサードリンク
有名ラーメン店のインスタントを比較した結論
福岡の有名ラーメン店のインスタントラーメンを3つとも食べてみました。有名ラーメン店の名を汚さないための『再現性』とインスタントラーメンとしての『美味しさ』について比較しました!
一番おすすめのインスタントラーメンは・・・高いけど『一蘭』のインスタントラーメンです。
一蘭のインスタントラーメンは一袋300円ですから、大砲より173円高く価格は倍以上、一風堂より130円高いです。それでも、また食べたいと思ったのは一蘭のインスタントラーメンでした。