頭痛には、一時的なものから慢性的なものから命を脅かすものなど種類は様々です。
特に危険な頭痛のサインは少しでも知っておくだけで、重大な病気の早期発見に繋がります。
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見逃せない危険な頭痛
日常的な出来事(風邪や二日酔いなど)で起こる頭痛は原因が解決されると症状は治まりますが、
ある一定の周期や条件のもと長期にわたって引き起こされる「慢性頭痛」もあります。
〈慢性頭痛の一例〉
・「緊張型頭痛」・・・肩こりを伴い締め付けられるような痛みや 頭が重く感じる症状が特徴
・「偏頭痛」・・・・・頭の片側に起こりやすく、 ズキンズキンと脈打つような痛みを伴う
・「群発性頭痛」・・・片方の目の奥と頭に非常に強い痛みが発生する
慢性頭痛の注意点と対処法
・毎日一定の睡眠を心がける
→日頃から生活リズムを整えて、規則正しい睡眠を心がけましょう
・ストレッチなどで体の筋肉をほぐす
→頭痛は頭部だけの問題ではなく、肩や首周囲の筋肉のコリや緊張が原因となり引き起こされる場合もあります。
・首や肩のあたりを温めると効果的
→体が冷えると血液循環が不良にあんり緊張型頭痛につながります。肌寒いと感じたら首や肩周囲を温め血行を良くしましょう。
●最も注意すべきは『症候性頭痛』●
症候性頭痛とは、主に脳の病気(くも膜下出血や脳出血、脳腫瘍など)が原因となり引き起こされる頭痛で、放っておくと命を脅かす恐れもあります。
●『症候性頭痛』の危険なサイン●
1.後頭部に激しい痛みを感じる
2.ボーとして反応が鈍く、体がふらつく
3.手足に力が入らない
4.ろれるが回らず、うまく話せない
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頭痛予防のマッサージ
親指と人差し指のつけ根にある「合谷」と呼ばれるツボを「ふうー!」と息を吐きながら圧迫します。
病院での主な頭痛の検査
頭痛を繰り返し起こす人は症候性頭痛の可能性があるので、脳外科または頭痛外来を受診することをお勧めします。受診する際は、どのような頭痛がいつ、どんな状況で発生したか記録し、持参することで原因も早く見つかりやすくなります。
頭痛の検査は、おもに脳内を調べる検査が行われます。
・血液検査
・MRI
・CT
・脳波検査
・脳血流量検査
・心理検査 など
まとめ
頭痛の症状には個人差があります。
頭痛がよく起こって気になる場合には放置せず、早期発見のためにも早めに精密検査を受診するようにしましょう。
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