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次男 寿以輝(じゅいき)がプロテスト合格
ボクシングの元WBC世界バンタム級王者・辰吉丈一郎さん(44)の次男・寿以輝くん(18)が大阪IMPホールでプロテストを受験し、合格しました。
テストは一般公開されず、興行の前に行われました。筆記試験に加え、小山英哉選手(25)=ワイルドビート=を相手に1ラウンド2分30秒のスパーリングを2ラウンド。1回、的確に左ジャブをヒット。前傾姿勢からプレッシャーをかけると、強烈な左フックが顔面をとらえ、小山選手をコーナーに吹っ飛ばしました。寿以輝くんはスピードは、そこそこといったところですがパンチ力がすごいようです。
ヘッドギアの上からにも関わらず、ダメージはすごいようです。“ダウン判定”でレフェリーは試合を止めた。左のパワーはカリスマの父をほうふつとさせました。
本人は「緊張して硬かった。ボディーが得意なのでもっと打ちたかった。(自己採点は)低いです。点数は下の方」と少し納得いかなかった様子でした。
晴れてプロボクサーとなったことには「うれしいです」と笑顔を見せました。性格的には、父親のビッグマウスと違い控えめの様です。待望の合格通知がドアの前に張り出されたと同時に携帯で父親に合格の報告したそうです。
辰吉丈一郎さんは、「テストに親が来たらアホやろう」と応援には来なかったが、合格即「おめでとう」と祝福。テスト後に興行観戦のため会場に来て「良かったな。これからは自由はなくなる。大変やな。それにしても周囲があおりすぎ。」と、愛息にプロの心得を伝えました。
辰吉丈一郎さんは、長男 寿希也くんと次男 寿以輝くんを比較して、「長男は優しい。性格的に俺に近いのは次男の方。だけど、ボクシングをしろなんて俺は言わないし、自分で決めること。親としての義務は、義務教育まで。そこから先は息子の人生。ただ、ボクサーをすると俺と常に比較される。幸せかもしれんが、不幸かもしれん。大きな宿命を背負ったな」とコメントしました。
まだ大阪帝拳に通っているころは、気になる点があれば、直接教えていたそうです。
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長男 寿希也(じゅきや)はプロになれたのか?
寿希也君は、中学校3年生の時にプロを目指し、大阪帝拳の練習生として辰吉の指導を受けながらトレーニングを行っていました。ちょうど2006年ころです。中学卒業後は、高校に進学せず、2009年1月14日の17歳の誕生日を待ってプロテストを受検する意向をこの日、明言していたのです。 『父を超えるようになりたい。世界を獲ります。』と・・・。
スポーツ新聞には、小5で父とともにトレーニングを始め、週5回心肺機能強化でマスクをつけて練習。父と朝のロードワーク。最近はミット打ちなどのほか、他の練習生とスパーリングも開始した。 と記事も出ていたのですが・・・。
その後、寿希也君の話は出てくることもなくなりましたので、結局ボクシングはやめてしまったようです。 寿以輝くんには兄の寿希也君の分まで頑張ってほしいと思います。
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