パクリは”エンブレム”だけではなかった
パクリエイターの佐野研二郎さんが手掛けた2020年東京五輪の大会エンブレムが見直しなりましたが、ここへきて、エンブレムと同時に発表された「紹介曲」にもパクリ疑惑があると話題となっています。
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東京オリンピック・パラリンピック競技大会 エンブレム紹介曲がオーストラリア人のJonathan Boulet氏が5年前に作った「You’re A Animal」という曲と似ているということです。
エンブレム紹介曲はアメリカで活動をしているFumitake Igarashi氏とYohei Nakamura氏が制作しています。また、音楽プロデューサーの福島さんも制作スタッフの1人として参加しています。
ネット上でも「エンブレム紹介曲もパクリ!」とあっという間に話題となりYouTubeの『東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会 エンブレム紹介(2分20秒版)』という動画は再生回数も上がっていたようです。(現在、動画は削除されてしまっているようです。)
その動画は削除されましたが、エンブレムの発表時の動画は他にもありましたので、そちらの動画を参考に表示させたいと思います。
オーストラリア人のJonathan Boulet氏の「You’re A Animal」という曲もYouTubeで視聴することができます。
両方の曲を聞いてみると、躍動感のある打楽器のリズム、スピード、コーラスの入り方や旋律までそっくりです。専門家の方も一般人には聞き分けがつかないほどで、これは非常に似ていると言っています。
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広告代理店=パクリエイター養成所?!
エンブレム紹介曲の制作を統括したのは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会のクリエーティブ・ディレクターとしてエンブレムの審査委員も務め、大手広告代理店「電通」の社員でもある高崎卓馬さんです。
この『高崎』という名前が出てくるとエンブレム問題の時と同様に『グレー』から『黒』に状況が変わってきます。さらに調査を続けていくと真っ黒になっていくのがいつものパターンです。
なぜ、こんなにも高崎さんがツッコまれるかと言えば、Jonathan Boulet氏の『You’re A Animal』は『TOYOTA GAZOO Racing』のテレビCMで使われているからです。
トヨタのCM制作において、クリエーティブ・ディレクターなどを務めていたのが電通の高崎さん、音楽プロデューサーが福島さんなのです。さすがに「『You’re A Animal』という曲など聞いたことありません」とは言えないでしょう。こうしたことから、エンブレム紹介曲を“オリジナル”と主張するには厳しい状況ですね。
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