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野球経験者のゴルフ上達を妨げる壁『スライス』
野球経験者が、ゴルフをすると8割以上の確率でスライスがでます。スライスが治らずゴルフが嫌になる人もいます。ピッチャーより野手の方がスライス病が顕著です。
しかも野球をやっていただけにパワーがあり、飛ばし屋の要素をもっていますのでビックスライスに悩まされます。
スライスは、ゴルフにとって上達を妨げる最大の要因といっても過言ではありません。テーショットから一発OBで凹みますし飛距離も大幅にロスします。ゴルフが上手い人からいわせてもらうと「スライスが出る=『初心者の証』」なのです。
ですので、スライスを克服するということは初心者の壁、へたくその壁を破ることとになります。
「110を切るぞ!」「100を切るぞ!」とスコアを目標にする人も多くいますが、「スライスを克服するぞ!」を目標にした方が、早く100を切れると思います。
今回は、野球経験者がスライスを克服するために、その原因と対策について一考察してみたいと思います。一旦野球の感覚は0ゼロベースにしてください。野球の感覚を活かして・・・なんて人もいますが完全に間違っています。
なぜ間違っているかは、このブログを全部読み終わった時に分ることでしょう!
野球とゴルフの違いを把握することが大切
まずは、野球とゴルフの違いを頭の中で整理し、理解しておかないといけません。
バットとクラブの長さと硬さ
野球でスイングした時に、ボールを捕らえるイメージしたところにバットはありますが、ゴルフクラブは“しなる”のでヘッドはまだ、ボールに当たっていません。
つまり、腕が先行した形でボールにインパクとします。(タイミングが遅れてボールをヒットします。)
動いているボールと止まっているボール
当たり前ですね。あえて野球のスイングでゴルフに感覚に似ているスイングで例えるならば、外角低めに飛んでくるボールをイメージしながら、それをセンター前に運ぶよう感覚です。バットヘッドでうまく合わせるような感じですかね・・・。
野球は飛んでくるボールに対して、体を入れてからボールを打ちにいきます。一方、ゴルフは止まったボールに、体の動きとクラブを同調させて打つのです。
ボールが当たる場所。インパクトポイント!
バットは短いので手首を伸ばした位置でインパクトの姿勢を取ってもそのさほ誤差がなくバットのヘッドがあります。しかし、ゴルフクラブは長いので手首を伸ばした位置でインパクしても思ったより後ろになります。
野球経験者がスライスする原因
ゴルフで一番大切な要素としては、クラブとの接点であるグリップといえます。(奇妙な打ち方をしてもまっすぐ飛ばすおじさんいますよね)正しいグリップができていることを前提での話になります。
前にも書いていますが、野球は体を入れてからボールを打ちにいきます。野球のように、腰や肩を先に入れていけば自然と振り遅れのフォームになってしまいます。
よって野球経験者がスライスしてしまう最大の原因は振り遅れによるものです。その他にの要因としては『腰の開きが早い』『右肩が下がりすぎている』などが考えられます。
野球経験者がスライスしないための対策法
スライスさせない対策法は本当に色々とあるのですが、ここでは代表的なもの3つにしぼり意識すべき注意ポイントだけお伝えしたいと思います。
1つ目は正しいグリップで、かまえた時に腕を中心に上半身をリラックスさせてください。腕の力が入りすぎで脱力できていないとインパクト後にゴルフクラブのヘッドが先行して走って行かないのでクラブヘッドの遅れを生み出します。
2つ目は、テークバックする時に右に体重を乗せますが、その際、右ひざが上下したり、右に流れたりせず、アドレスしたときの右ひざの位置をキープすることが大切です。
体重移動のタイミングは、右ひざの位置をキープし、下半身をしっかりと固定し、肩を回転させます。体の上半身と下半身の捻れを使って打つのがゴルフ正しいスイングなんです。
3つ目のポイントとしては、左の壁を意識することが大切です。野球をしていると左の壁が崩れ体の重心が先行してしまう人がいます。これだと100%スライスボールしか出ません。
背骨を中心とした回転運動に加え、左の壁を意識することでヘッドがターンしてつかまる球が打てるようになります。
ゴルフでスライスしないためのまとめ
とにかくスライスをなくすためには、スライスが出る原理原則を理解したうえで、練習場で実際に試すことが大切です。
ここでは代表的なポイントをお伝えしましたが、もっと詳しく学びたい方やいち早く初心者を脱却しライバルに差をつけたい方はスライス撲滅するための教材なんかもあります。
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おすすめのスライスに特化したゴルフ教材の宣伝を入れさせてもらったところで今回はこれにて終了といたします。
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