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ゴルフ チッパー『使い方』や『売れ筋』チェック 横峰さくらも愛用

ゴルフクラブの『チッパー』の紹介です。ゴルファーの中では邪道と言われてしまいがちなチッパーですが、一時は横峰さくらプロもキャディバックに忍ばせていたという立派なゴルフクラブの一種です。今回は、そのチッパーの「打ち方」、チッパーを使う際の「おすすめセッティング方法」、「売れ筋の商品」についてのレポートです。

※冬はグリーン周りの芝も枯れていますので、アプローチの難易度が増します。中級者の方にもおすすめします。

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チッパーとは

チッパーとはアプローチショットのために作られたクラブです。

image38番アイアン、9番アイアン、AWを使用することの多いランニングアプローチをやさしく打てるように作られたクラブです。打ち方は、パターと同じようにストロークしますが、打つとロフト角がある分だけウエッジのように少しボールが浮きあがり(「キャリー」)、接地してから転がり出す(「ラン」)のが通常の使い方になります。

 

チッパーの特徴は、ロフト角が小さく、かつシャフト長が短いことです。

 

PW、AW、SWなどのウェッジと呼ばれているこれらのクラブが、通常44~58度のロフト角がありますが、チッパーは10度以上ロフト角が立っています。これはウェッジよりも低い打ち出しで、よりラン(転がり)の出るボールを打つためです。またシャフト長はパターと同じくらいの比較的短いシャフトが装着されています。

チッパーの打ち方

 持ち方(グリップ)はアイアンと同じで握ります。スイングは打ち込むような形ではなく、どちらかというと払うような打ち方が適しています。

image2チッパーはあくまでもアプローチ専用クラブですのでフルスイングはしないでください。飛ばしたい場合でもハーフショットを前提にしていますので最大振り幅は、ノーコックの状態を保ちつつバックスイングで腰のベルトの高さからフォローも腰のベルトの高さまでです。よって最大飛距離は30ヤード~40ヤードぐらいと考えて頂ければと思います。

 

ランニングアプローチですので50ヤード以上のアプローチの場合はピンまでの道のりの間に傾斜やラフなどの影響があるためクラブの選択肢として適さないと思われます。(花道など傾斜も障害物もない場合はOK)

 

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チッパーを加えるためのセッティング

チッパーは初心者に有効で、グリーン周りで行ったり来たりする方には是非セッティングに加えてほしい1本です。ゴルフクラブの使用本数は14本までという制約がありますので、その場合は長いクラブFW(フェアウェイウッド)の本数を減らすことおすすめしています。

 

初心者におすすめのセッティングは、ドライバー、4W、7W、5UT(ユーティリティ)、6UT(ユーティリティ)、6I、7I、8I、9I、AW、PW、SW、PTにチッパーです。通常フェアウェイウッドの3W、5W、7Wを4W、7Wに替えて1本減らすのです。

 

理由としては、初心者は3Wの利用回数が少なく、きちんと芯で捉え、番手通り打てる方がほとんどいません。3Wより少しだけシャフトが短くてロフト角がある4Wの方がミート率も利用頻度も確実に上がると思います。

 

これでチッパーを無事バックに入れることができるようになりました。

  

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おすすめの売れ筋チッパー

 チッパーには、アイアンから派生したアイアン型チッパーとパターから派生したパター型チッパーがあります。どちらがいいというものではなく自分が打ちやすそうだと思える方をえらで頂ければと思います。

 

アイアン型 代表

横峰さくらパパが、山口県によった時にふらっと立ち寄ったゴルフショップで、こちらの商品を見つけて大絶賛!!アプローチで悩んでいたさくら選手が、すぐに手にした『USアスリート』です。もちろん横峰さくら選手もアプローチに悩んでいた時に使用しました。

プロにも選ばれたチッパー一度使用してみるのもいいかもしれません。

パター型(ピンタイプ)代表

 ヘッドが三角なため方向性が非常に良いチッパーです。フェイス部分が前面に出ているためネック部分がありません。よってシャンクする確率が0%です。

パター型(マレットタイプ)代表

ロフト角が選択できるチッパーです。女性にもおすすめできるチッパーです。

新溝ルール適応 チッパー登場

2010年から新しい溝の規則(以下 新溝ルール)が施行されています。これは、ラフからのプレーに高い技術を要求し、ゲーム中におけるショットの正確性についての重要さを高めることを目的とした新たなルールです。

 

チッパーも溝規制の対象となります。

 

アマチュアプレーヤーに新溝ルールの適用が開始されるのは、エリートレベルアマチュアで2014年から、一般のアマチュアにいたっては2024年からの適用となり、ゴルフクラブでの月例杯も規制の対象となりますので、お気をつけください。プライベート(遊びで)ゴルフをする分に関しては関係ありません。

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