1.『用意する道具など(準備編)』
友人や同僚に誘われたり、はたまた仕事上の付き合い等、人によってゴルフを始めるきっかけはさまざまだと思いますが、誰しもが練習を重ねていくうちに、いずれはコースデビューをしてみたいと考えるはずです。ゴルフの練習場に行く場合は数本のゴルフクラブ、ゴルフシューズ、ゴルフグローブ、クラブケース(クラブが数本入るもの)があれば十分でしょう。ここでは、ゴルフ場での初ラウンドに備えて「必須アイテム」及び「あると便利なアイテム」を紹介したいと思います。
■ゴルフシューズのポイント■
安価な物で5000円ぐらいします。靴底のスパイクの部分は取り外し可能ですれたら取り替えることができるモデルが多いです。
■ゴルフクラブケースのポイント■
練習場などに行くとき用のクラブケースです。最近では脚が付いてるスタンドタイプのものが多くあります。
価格は4000円ぐらいから販売されています。
色は黒と白が多いです。安価なものでは500円ほどであります。ゴルフは基本、片手だけにグローブをはめます。右打ちの方は左手にします。グローブをつけた時に“ゆるみ”や“たるみ”がでないようにします。
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初ラウンドに必ず準備するもの
まずは「必須アイテム」です。まず第一に”ゴルフクラブ”です。ゴルフ場でプレーする場合には、ある程度の種類のクラブを揃えなければなりませんので、お店の方に相談して購入しましょう。最初は初心者用のセットを中古で購入しても良いでしょう。ゴルフのラウンドには14本のクラブを持つことが許されます。 クラブには用途に応じて色々な機能を持った種類が有りますが、大まかに分けると以下の3種類に分類されます。
一つ目はボールを遠くに飛ばすためのクラブです。主にウッドと呼ばれていますが、飛ばすための工夫と 打ちやすいための設計がなされていてドライバーやフェアウェイウッドなどと呼ばれています。
最近では、黒色のヘッドだけでなく白いヘッドのウッドを見かけます。色は好みの問題とお考えください。初心者の方に影響があるのはドライバーのロフト角とシャフトの固さです。野球などのスポーツ経験のある方をのぞいて普通の方のロフト角は10.5度(もしくは9.5度。若い方、体力に自信がある方は9.5度)でシャフトの固さは『R』を選択してください。(スポーツ経験者は『S』(固め)を選択)初ラウンドの方のフェアウエイウッドは、4W~7Wの中で1本あれば十分です。通常は、3W、5W、7Wを選択するパターンが多いです。
二つ目は狙った所にボールを運ぶためのクラブで主にアイアンと呼ばれています。こちらのクラブはボールを正確に狙いの地点に運ぶ為の色々な工夫がなされています。 球が上がり易い工夫や、球を止めるためのスピン量を多くする工夫、バンカーなどでクラブが砂に食い込まない工夫などです。
通常、5番アイアン・6番アイアン・7番アイアン・8番「アイアン・9番アイアン・AW(アプローチウェッジ)・PW(ピッチングウェッジ)・SW(サンドウェッジ)のセットになります。SW(サンドウェッジ)はバンカーからボールを出す時に使用します。クラブによってはAW・PW・SWをロフトの角度で表記している場合もあります。多少メーカーなどで違いはありますが、AW48度、PW52度、SW56度OR58度になります。シャフトに関しては男性20代、30代、40代の方は、カーボンではなく重めのスチール(鉄ですね)シャフトを選択してください。
三つ目はパット専用クラブです。このクラブはパターと呼ばれグリーン上でボールを転がしてホールに入れるためだけに使われます。特殊なクラブですが、ラウンド中14本のクラブの中で一番多く使われるクラブです。これらのクラブを上手く選んで14本のセットを作ります。
■パターのポイント■
パターは様々な形がありますのでお好みのものを選択してください。パターにも長さが3種類ほどあります。33インチ34インチ35インチ普通です。35インチは外国人など身長が高い方のサイズとなりますので33か34インチを選択してください。また、初心者の方は重めのバランス(重く感じる)ものをお勧めします。
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初心者のうちは半分のクラブセット(ハーフセット)で十分でしょう。
■ハーフセットについて■
レディースについては、ハーフセットが多く販売されています。価格は3万~4万円ほどになります。男性の場合、アイアンセットとドライバー、フェアウエイウッド4W~7Wの中で1本、パターあれば十分です。
続いて”キャディーバッグ”です。クラブだけでなくプレーに必要な道具を収納するものなので必須と言えます。押さえておきたいポイントはクラブが収まることと、収納ポケットが多いこと、女性であれば軽量であることです。
安価な物は15,000円ぐらいからあります。一番忘れがちなのがネームタグ(名札)です。ゴルフ場でキャディバックをカートに乗せるときにキャディーさんが確認したりする時に使いますのでバックにはネームタグをつけましょう。
次に、ソフトスパイクの”ゴルフシューズ”を用意しましょう。こちらは自分の足にフィットするものを必ず試着して選び、当日までにある程度履き慣らしておくことがポイントです。そして”ゴルフウェア”ですが、定番は襟付きのシャツに、パンツ、靴下着用のスタイルとなりますが、ゴルフ場によって着用するもののルールが決まっていることがありますので、注意してください。”ゴルフグローブ”も必須ですので、フィット感やグリップ力を重視して選びましょう。大きめより小さめを選ぶのがポイントです。あと、頭の保護のために”帽子”または”サンバイザー”が必要です。他には”ゴルフボール”を1ダース程度、ティーショットの際にボールを乗せる”ゴルフティー”をショート・ロング共に10本程度、グリーン上のボールの落下跡を直すための”グリーンフォーク”、グリーン上のボールの位置を記録するための”グリーンマーカー”が必須アイテムとなります。着替えやシューズを収納し、受付からロッカーまで運ぶための”ボストンバッグ”もゴルフ場に通われる方なら持っているアイテムです。(グリーンフォークとマーカーはゴルフ場で無料でもらえます)
ドライバーで打つ時に使うロングティーとパー3(ショートホール。1打目でグリーンに乗せる時)の時に使うショートティーが必要です。プラスティック製、木製どちらでもかまいません。
続いて、「あると便利なアイテム」です。目の保護のために”サングラス”、雨の日のプレーのために”レインコート”、必要に応じて”日焼け止め”や”虫除けスプレー”、”小物バッグ”を用意することで、より快適にプレーすることが可能となるでしょう。また、ボールを紛失後に代わりを簡単に取り出すための”ボールケース”や、打数を数える”スコアカウンター”といったものも、あると便利なアイテムとなります。
意外と高価なのがレインコート。安物は通気性や動きやすさを考慮してないため不快感が増大します。初心者の方は、この先ゴルフを続けるか分かりませんので梅雨時期は避けましょう!
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いかがでしょうか。思いのほか多くの道具が必要かもしれません。しかしこれらが欠けていると、自分が大変な思いをするだけでなく、マナー違反にもなりかねません。しっかり準備をしてゴルフ場デビューに臨みましょう。