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ドッペルギャンガーの自転車がフレームの欠陥で重大事故→訴訟問題

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欠陥自転車 急増中

最近、タイヤがカラフルだったり、フレームがおしゃれな自転車がいっぱいありますよね。しかし、そのかっこいい自慢の自転車が突然壊れ、転倒し大けがするという事故が増えているようです。

 

移動する手段として、運動不足の解消として、スポーツとして親しまれている自転車に、そんなリスクが潜んでいることが分かりました。被害者の方がメーカーの責任を問い、訴訟に発展するケースが出てきています。

 

ここ10年で自転車の不良品による事故は367件確認されていますが、専門家は「氷山の一角に過ぎない」と指摘しています。

    

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ドッペルギャンガー フレーム事故

被害にあったのは、堺市堺区の男性(27)は一昨年6月、走行中にドッペルギャンガ―の自転車のフレームが突然折れて転び、重傷を負った。男性はメーカーに約1100万円の賠償を求める訴えを大阪地裁に起こし、争っています。

 

この自転車は東大阪市のメーカー「ビーズ」が製造・販売し、「ドッペルギャンガー」のブランド名で展開する折り畳み式のマウンテンバイクです。製造は中国でされています。

 

このドッペルギャンガ―の自転車についてですが、若者受けするおしゃれなデザインで、かなり安めの価格設定になっております。有名メーカーの同じ部類(マウンテンバイクとかクロスバイク)の自転車の半額以下の価格設定となっております。

 

この被害にあった男性は、事故の約7カ月前にインターネット通販で約2万2000円で購入。自宅近くを走っていたところ、前輪と後輪をつなぐアルミ合金製のフレームが突然折れて転んだ。顔を地面に強打し、8本の歯が折れたり、欠けたりしました。

 

男性の相談を受けて調査した国民生活センターは『製品の欠陥』の可能性を指摘しました。

 

国民生活センターによると、フレームには製造時から亀裂が生じていた可能性があり、走行時の負荷で破損につながったと考えられるという。同型品の試験でも破損し、「製品共通の問題である可能性がある」と結論づけました。

 

メーカーの「ビーズ」は訴訟で製品に問題があったことを認める一方、治療費などの賠償額を争う姿勢を示しています。ビーズによると、同型の自転車の販売は終了しているという。担当者は新聞社の取材に「製品の回収は考えていないが、事故がないか注視し、個別に対応したい」とコメントしています。

 

男性は、事故の約3週間後には結婚式を控えていた。式当日は仮歯を入れ、顔の傷は化粧で隠したそうです・・・。

 

自転車は、結構速度が出る危険な乗り物です。見かけも大事ですが、中身のしっかりしている信頼できるメーカーの自転車を買おうと思いました。

   

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